transparent mix.

涙は透明なんだなと思ったので。



写真は北イタリアの小さな教会で以前不謹慎にも撮らせていただいたものです。素晴らしい雰囲気が忘れられない。ひんやりとしていて、でも温かくて。
神様って色々居て、基本的にみんな好きだなと思います。私は日本人だから。なんて言ってみたりして。
そういう意味ではフラットな姿勢のはず、たぶん。でも、こういうふうに対峙するとちょっと頼ってしまうというか、問いただしたくなりますね。自分の正当性や進むべき道みたいなものを。占いみたいな感覚でしょうか。

でも多分目を向けるべきなのは、私が老後も安心して暮らせるぶんの貯金とかではなくて、もっと世の中の……、ばかみたいかもしれないけど、やっぱり私はみんなたのしく生きていてほしい。どんなに信じられないようなことをする人でも。そしてなるべく色々なものを見たいしわかりたいと思う。

先日「ひとりが好きなんですね」って言われたんだけど……、もちろんそうなのかもしれない。でも誰に対しても壁を作っているということではないというか、壁を感じるのなら、それはあなたが作っているからなんじゃない?と思ってしまう。求められれば極力、最大限応じたいと思うし、でも、求められなければそれは出来ない、それだけのことなんじゃないのかな。ほんとに。
ただclosedな距離感みたいなものを特定の人にだけ作るってことはあまりしないかもしれない。それは上記のような私の性質があるからなんだと思う。
私はいつでもここに居る、という感じです。それはもう、かなしいくらいに。