someone's.


ケイト・ブランシェットはどうしてこんなに美しすぎるのか?



引っ越しに備えて部屋の紙媒体と格闘中。に、昔の日記が出てきて、ついつい読んでたんですけど、2000年〜2001年あたりが狂ったように日記書いてましたね。何だったんだろあれ。多分店舗勤務で休憩あったから?
で、その中にいい言葉が書いてあって、多分引用っぽくて、森山大道だと思うんだけど、詳細不明。

人間は、それぞれが受け持った風景を次々に喪失していく。
町の風景はいつのまにか変貌をとげている。

なにごとをも忘却することによって、人は今日を生きつづけることができるのだと思う。

疲れた心にふとしのびよってくる思い出は、ときとして人にしめったうるおいをもたらしてくれるがそこには明日がない。


29/5/2001

それから「もちろんやらないよりはやったほうがいいのだし、楽しいに越したことはないのだけども、詰めて考えると、中途半端な気持ちならやめてしまったほうがいい、ということなのよね。切ること。そのほうが失礼にならない場合のほうが実は多いと思う。」ってこれは5/22の自分の日記。
全然変わってないね……。何が「〜ということなのよね。」なんだろう……という気もするが。このとき25歳だってー。33でもまだこれかよと思いますよね、ハイ。

ところで昔のSTUDIO VOICE欲しい方は連絡ください。

transparent mix.

涙は透明なんだなと思ったので。



写真は北イタリアの小さな教会で以前不謹慎にも撮らせていただいたものです。素晴らしい雰囲気が忘れられない。ひんやりとしていて、でも温かくて。
神様って色々居て、基本的にみんな好きだなと思います。私は日本人だから。なんて言ってみたりして。
そういう意味ではフラットな姿勢のはず、たぶん。でも、こういうふうに対峙するとちょっと頼ってしまうというか、問いただしたくなりますね。自分の正当性や進むべき道みたいなものを。占いみたいな感覚でしょうか。

でも多分目を向けるべきなのは、私が老後も安心して暮らせるぶんの貯金とかではなくて、もっと世の中の……、ばかみたいかもしれないけど、やっぱり私はみんなたのしく生きていてほしい。どんなに信じられないようなことをする人でも。そしてなるべく色々なものを見たいしわかりたいと思う。

先日「ひとりが好きなんですね」って言われたんだけど……、もちろんそうなのかもしれない。でも誰に対しても壁を作っているということではないというか、壁を感じるのなら、それはあなたが作っているからなんじゃない?と思ってしまう。求められれば極力、最大限応じたいと思うし、でも、求められなければそれは出来ない、それだけのことなんじゃないのかな。ほんとに。
ただclosedな距離感みたいなものを特定の人にだけ作るってことはあまりしないかもしれない。それは上記のような私の性質があるからなんだと思う。
私はいつでもここに居る、という感じです。それはもう、かなしいくらいに。

Downtown/Petula Clark


これはBIKINI KILL. かーわいー。



カラオケで歌える曲をひとつぐらいもっておいたほうがいいんでしょうか。
できれば死ぬまで行きたくないですけど。

When you're alone and life is making you lonely
You can always go - downtown
When you've got worries, all the noise and the hurry
Seems to help, I know - downtown
Just listen to the music of the traffic in the city
Linger on the sidewalk where the neon signs are pretty
How can you lose?

The lights are much brighter there
You can forget all your troubles, forget all your cares
So go downtown, things'll be great when you're
Downtown - no finer place, for sure
Downtown - everything's waiting for you

Don't hang around and let your problems surround you
There are movie shows - downtown
Maybe you know some little places to go to
Where they never close - downtown
Just listen to the rhythm of a gentle bossa nova
You'll be dancing with him too before the night is over
Happy again

The lights are much brighter there
You can forget all your troubles, forget all your cares
So go downtown, where all the lights are bright
Downtown - waiting for you tonight
Downtown - you're gonna be all right now

And you may find somebody kind to help and understand you
Someone who is just like you and needs a gentle hand to
Guide them along

So maybe I'll see you there
We can forget all our troubles, forget all our cares
So go downtown, things'll be great when you're
Downtown - don't wait a minute more
Downtown - everything's waiting for you

Downtown, downtown, downtown, downtown...

WORDROBE TREE

★☆★☆★

私がこの7ヶ月間かなり頑張ったものが出来上がりました。
その名はWORDROBE TREE(ワードローブツリー)。
詳しくはまた書きますが、4/24にオープンしたオーガニックコスメのセレクトショップです。grafやBACHといったそうそうたるみなさんと仕事、しかもディレクションが出来て、とてもいい経験をさせていただきました。場所は新宿マルイ伊勢丹のお向かいです。アポセカリー帰りとかに寄ってくれるとウレシイ。

たまに私も店にいますんで。

ご報告


えーと離婚することになりました。
理由は音楽性の違いによる解散です。って話を友達にしたら、音楽業界では最も曖昧で、とりあえず当て込むときにも使う理由がそれだよと言われました。まぁそりゃそーだわな。でも本当にそうなんだよね、方向性の違いというか。性格の不一致とも言えるのかもしれないけれども、それはあんまりですよね。もしかしたら、同棲だったらよかったのかもしれない、みたいな。でも結婚しなければわからなかったことだから後悔みたいなものはないです。

決まってすっきりしましたが、それまでは長かった。まぁ相手のあることなのであまり色々は書きませんが、これからはお互いの人生頑張って行こうぜ、という感じかな。



ともあれ私がいちばん気にしているのは、色々と祝ってもらっておいて申し訳ないということです。ひとりひとりのお宅に伺ってご挨拶したいくらい。
ただ旦那との関係が悪くなって永遠に会わないとか、そういうことではないと思っていまして、別に普通にBALLOONSのアートワークとかやる気ありますし。オファーがあれば。まぁこれからもよろしくお願いします。ただ離婚取りやめみたいなことはもうあり得ませんので悪しからず。



で、それに伴い引っ越しをしなければならないのですが、色々見ていて東横線沿線を強く希望していたものの、結局三茶になりました……。駅から結構あって、住所は三宿。祐天寺のコトブキ不動産ってところに最初行ったんだけど、4時間で9箇所内見という恐ろしいスピードにすっかりやられました。中目黒、祐天寺、学芸大学、都立大学、とかでお探しならここオススメです。まぁ決めたのは結局三茶なんだけども。
いつか東横線沿いに住める日は来るのでしょうか。とボンヤリしつつ、やっぱり私は三茶が好きなんだなって思ったりもした。下北も渋谷も近いしね。
近所に猫が多いらしく、猫語のできるナカタさん(@海辺のカフカ)目指そうと思いますので、三宿あたりの公園でそれ系の30代女性を見かけたらスルー禁止でよろしくお願いします。

一人暮らしの経験がないもんで、楽しみっていうのももちろんあるんだけど、今の私の部屋に溢れかえっている諸々の紙媒体と音媒体と布媒体をこのまま持ち込むわけにもいかず、多少の処分が必須になると思うので、それがちょっと頭痛い。

どっかでフリマ的なことやってる人は声かけてください。

creamy red mix.


どうぞよろしく。



ところで、ブルーレイのせいだと思いますが、最近DVDって凄く安いのね。BOOK OFFより安いんじゃないのか?ということで思わず買ってしまった「17歳のカルテ」なんだけど、私はこの映画を観るともう涙でベタベタになってしまいます。さすがに3度目くらいだったので今回は2箇所くらいでしか泣かなかったんだけど。"I'm Free."ってところでいつも泣いてしまう。つまり感情移入してしまうのはもちろん基本的にリサなんだけど、アンジェリーナ・ジョリーが素晴らしかった出演作は後にも先にもこれだけだと、私は思っておりますです。

This is good!のなるみちゃんとその話をしていて、ほんとに、あのときのアンジェリーナ・ジョリーは奇跡だったし、なんであの路線で行かずマッチョな方向(だけではありませんが……)に進んでしまったのでしょうかね。誠に遺憾でございます。ってところまでは意見が一致していたんだけど、私は17歳のカルテアンジェリーナ・ジョリーみたいになりたい、って言ったら「だからどうしてアヤナちゃんはいつもそういう破滅的な人を目標にするの?っていうかあれは精神病の話だから!!!」って諭された。なんでだろ。



同い歳です、オレと。いやになっちゃう。

coffee and cigarettes

最近煙草を吸っています、5年ぶりくらいじゃないのかなと思うんだけど。
それが嬉しい。
煙草って、ストレス溜まってると量が増えるみたいな話があるからか、最近また吸いはじめたことを話すと「色々疲れてるんだねー」みたいなこと言われたりするんだけど、まったくもって、そーいうことではありません。煙草はチョコレートやお酒のように、楽しむものだと思う。なんというか、能動的に。それは私が煙草を吸わなかった5年間も変わらず思っていたことです(ただ、物理的に煙草の匂いがだめになってしまった時期というのがありましたが)。
いろんな煙草の吸いかたがあるだろうし、それをいちいち否定も肯定もするつもりないですけど。もちろん健康にいいかといったらいいわけないんだし。
なんでもそうだけど、のんでものまれるな、ということですね。宗教の話になりそうなのでこの辺でヤメ。

で、私の煙草に対する想いがぴったりとした形で表現されているのがこれ。です。

コーヒー&シガレッツ【廉価2500円版】 [DVD]

コーヒー&シガレッツ【廉価2500円版】 [DVD]

ほんとに愛すべき映画。ケイト・ブランシェットスティーヴ・ブシェミビル・マーレイロベルト・ベニーニとか、豪華キャストでそれぞれが恐ろしく素晴らしいけど、そこに匿名性があるというか、日常であるというか、リアルであるということが何よりも最高。私はこんな風に人生を楽しみながら生きていきたいな、と思います。

味わいながら、というのかな。